Pandemic Design「いつかのっとかむ」@元映画館

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一場でございます🌻

やっと4月まで追い上げてきました!

 

 

Pandemic Design「いつかのっとかむ」@元映画館

 

音響金子、照明一場が担当させていただきました!

Pandemic Designさんは、弊社がいつも大変お世話になっている日野祥太さんの主宰する団体です。

 

Pandemic Designの HP↓↓

https://www.pademicdesign.com

HPには過去に私が担当した作品の写真も散りばめられておりますので是非。

 

今回公演を行なったこの「元映画館」という会場、とても素敵な空間で下見に行った瞬間にテンション上がりました。普段はバー営業などもされてるようです。

テンション上がったものの劇場ではありませんので、普段使っている設備や機材などもありません。

なので音響金子と試行錯誤しながら総仮設して日野さんの作品の空間を作り上げて行きました!

 

Pandemic Design「いつかのっとかむ」
作・演出 日野祥太

2022年4月。遂にPandemic Designが本格再始動する。「museum Project」と銘打ち、芝居が行われる劇場空間を飛び出し、日常であるはずの空間に演劇を溶解させる。日常と演劇の圧倒的境界線の消失を目的とするプロジェクトである。今回行われるのは「元映画館」。30年前まで実際に地元で愛されてきた映画館が、
この史上最悪の現在に蘇り、何を思うのか。「元映画館」創立初となる劇空間が、まもなくそこに出現する。

 

いつか。
わたしは
ただのぼかされた背景でしかないと薄々感じていたのだけれど、
今ではわたしの外縁から体の中心にかけて
その世界の何割かを占めている事に振り返った時に気が付いた。
今更、気が付いてしまった。
ここは居心地がいいのですか。
 
薄く伸ばされた白色世界の時間の中で、
またこことは違う別のどこかから、
私達を覗き見ては、生真面目に様子を伺っているのですね。
では、こうします。
 
 
【キャスト】
里内伽奈 / 小川未祐 / 高尾美有 / 彩雪 / 板橋廉平 / 櫻井保幸 / 植田恭平 / 土路生優里
【スタッフ】
作・演出:⽇野祥太
舞台監督:⾓⽥晃⼀
照明
⾳響:一場美紀・金子翔一(DISCOLOR Company)
制作:J-Stage Navi
映像:森脇洋平・富⽥喜助
宣伝美術:三宅宇太郎
宣伝スチール:彩雪
宣伝モデル:あわつまい
企画・製作:PandemicDesign
劇中歌:湯⽊慧(TANEtoNERECORDS)
<タイムスケジュール>
2022年4月7日~17日全14公演
4月  7日(木)14時/19時
4月  8日(金)休演日
4月  9日(土)14時/19時
4月10日(日)13時/17時
4月11日(月)休演日
4月12日(火)19時
4月13日(水)19時
4月14日(木)19時
4月15日(金)19時
4月16日(土)14時/19時
4月17日(日)13時/17時 

ブログのために写真撮ろうよ〜!って会場で金子ときゃっきゃしてたのにどっちも全然ブログ書かないという・・・

ので、写真多めに!まずは会場と仕込みのご紹介!

 

元々は日暮里金美館という映画館で、そこを改装してレンタルスペースとして使われています。本当に元映画館なんです!

コープみらいのイカフライめっちゃ食べました、とても美味しかったです。

 

入り口も、ロビーもとってもおしゃれでした。オリジナルグッズも可愛い自販機で販売してました(写真はない)

 

会場のことはこのくらいにして・・・

我々の巣です!

全ての配線がここに集まっております。全部引くのは大変でしたね!

会場全体を使うお芝居で、前も後ろもありません!私の真横も、目の前もアクティングエリア!(なんなら本番中キャストさんに芝居で話しかけられちゃうから、それっぽい反応して遊んだりして。)

ということは、お客さんの目にも入るわけです。

PC画面のハレーションで顔が浮いて見えてしまうので、頑なに拒否していた黒マスクに手を出しました。笑

 

照明機材と金子。キャストさんが実際に操作をする機材もありました!(ダミーもありました。)

スピーカーと照明機材と一場。

照明シーンとしては攻めたものが多かったですね。

設備や機材の関係で難しいものもありました、本来ならこうしたい、電源が、照明ユニットがあれば・・・と何度思ったことか・・・。もどかしい部分もありますが、このプロジェクトの意図は演劇空間ではない場所に演劇を。という意図があります。(日常なのか、演劇なのか、騙されてるお客さんも何人か・・・)

日野さんの演出はあかりを作るのが本当に楽しいです。

眼科画廊でもそうでしたが、少ない容量でたくさん仕込めるSABER SPOTがすごく役に立ちました。これからもたくさん使ってこー!

 

「いつかのっとかむ」は本編の演劇作品以外にも盛りだくさんです、

休演日や、ソワレだけの日を利用して様々なイベントも行いました!

 

本編の撮影をする、というイベントがありました。

写真の場面は、劇中では実際はスクリーンに映った真っ青が画面の明かりだけでのお芝居なのですが、カメラを通すと光量が足りない、ということでその場その場でいろいろな試行錯誤をして撮影に臨みました!

 

さらに!出演&劇中の音楽(生演奏)を担当されていた小川未祐さんと、今回主題歌を担当されていて、私も以前ライブの照明を担当させていただいた湯木慧ちゃんのコラボレーションライブイベントもありました。

植田恭平さんを含めたメンバーで、異質な空気の中でのライブ歌唱とダンスと芝居の融合です。

演出の日野さんと「これは、やばい。」しか言えなくなる病気になりました。

実際このイメージを創造する日野さんの頭の中もやばいと私は思います。

 

そしてなんと、演劇の本編では少ししか見れなかった映画自体の本編も存在するようです!

上映会が予定されていたのですが、それが都合により中止になってしまい見れず終い・・・

しかし、とっても面白いプロジェクトですよね!

 

日野さんの作品は普段の小劇場演劇とは違った刺激を受けられるので毎度楽しみです。

ありがとうございましたー!!

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